介護・保育ユニオンは、「介護・保育業界 長時間労働・過重労働 相談ホットライン」を開催いたします。
・日時 1月28日(土)・29日(日)、18~22時
・相談電話の番号 0120-333-774
・メール相談:contact@kaigohoiku-u.com
※相談無料・秘密厳守です。専門の相談スタッフが対応します。
私たちに寄せられる介護・保育業界からの相談者には、月の残業時間が80時間を超え、厚労省が定める過労死ラインに抵触する働き方をしている人も数多く存在します。休みなく働かされたり、夜勤後の日勤など無理な連勤がある、持ち帰り残業があるなど様々な理由で、多くの介護士や保育士が長時間労働や過重労働になっています(参考:過労死等防止対策推進全国センターの「過労死とは」)。
先日に電通の過労自死事件の遺族の手記が大々的に報道されたこともあり、社会的に長時間労働の問題に対する関心が高まっています。ユニオンとしても、長時間労働で困っている当事者や、その家族・パートナーからの相談を集め、職場から長時間労働を無くしていく取り組みを一層進めていきたいと考えており、今回無料相談ホットラインを開催します。ユニオンで交渉すれば、解決できることも多くあります。お困りの方は、この機会にぜひご相談ください。
相談事例
・介護施設での事例-サービス付き高齢者住宅を運営するX社
この施設で働いていたAさん(勤務期間6か月)は、1日10時間以上働く日が多く、一番大変な時には、40日も連続勤務させられました。これだけ残業しているにも関わらず、残業代も適切に支払っておらず、多額の未払い賃金が発生していました。Aさんはユニオンに加入して団体交渉(話し合い)を行いました。そうすると、未払い賃金含めの80万円近い額を取り返すことができ、会社は労働環境の改善を約束するということで解決しています(過去記事:「ユニオンを使って、すぐに解決 介護事業所(仙台市)の残業代未払い・労災隠し」)
・保育所での事例-認可保育所Yを運営するZ社
この保育所で園長をしているBさんは、園での仕事が終わる時間が21時を超える日が多く、休みの日に出勤することも多くありました。ひと月の時間外労働は70~80時間に上っています。そのうえ、「園長だから」という理由で「管理職」にされており、残業代が払われていなかったのです。しかしBさんは、人を採用する権限や園でのお金の決裁権限がわずかしかなく、基本的に会社の指示に従って仕事をしていました。つまり、明らかに「労働者」であり、働いた分の残業代はきちんと払われなければならなかったのです。現在、ユニオンに加盟し、長時間労働や残業代未払いの改善のための交渉を行う準備をしています。
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