半年以上も不誠実な対応を続けるトライコーポレーションとの労使紛争

これまで、組合の要求事項に対して歩み寄る姿勢が全くなく、団交拒否をしているトライコーポレーション合同会社。

介護保育ユニオンは神奈川労働委員会に不当労働行為救済申立をし、昨年9月7日に第一回目が行われました。

トライコーポレーション合同会社との労使紛争や団体交渉の様子は以下のブログをご覧ください。

ハート保育園グループの保育士2名による無期限ストライキの通告及び鶴見駅前行動のご報告

 

トライコーポレーション合同会社は不当な団交拒否をやめて、直ちに責任をもって私たちの要求内容に誠実に応じてください!!

神奈川県労働委員会の期日報告

第一回目の調査では、審問室に全員(組合、会社、委員3名、事務局)が集まり、提出書類の確認をした後、委員が個別で組合の申立て経緯の説明、および会社側の主張の説明を聞き、次回期日の日程調整を行いました。

第二回目の調査は10月8日に行われましたが、ここでも会社の不誠実な態度が露わになりました。
調査するにあたり、第1回期日では準備書面を次回期日の7日前までに用意するよう労使共に求められていました。けれども、会社側は書面を期日当日の調査開始時間の直前にようやく提出した上、前回委員から求められていた就業規則、36協定を提出しませんでした。このため、委員から再度資料提出を求められたのですが、会社は出すかどうかは「協議する」と返答。

また、会社側が組合員を脅迫、恫喝するような場面もありました。
組合員の1名が雇用契約を結ぶ際、労働契約書に「異動有」と記載されていたものを、園長がその箇所に二重線を引いて訂正を行い、異動はないものとして契約を結びました。つまり、園長が自ら雇用契約書の訂正を行っていました。
組合側が証拠資料としてこの雇用契約書のコピーを労働委員会に提出したところ、会社は、この訂正があったとは認識していないとして、「私文書偽造で刑法違反だ、対処を検討する」などと言ってきたのです。あたかも組合員が文書を書き換えたかのような言いぶりで、組合員への脅迫を脅迫、恫喝であると思います。

更に、会社が提出した書面には会社の主張の詳細が出てないので、今回は組合と会社への聞き取り調査はなしになり、共に話し合える場がようやく出来たのに、ものの数分で第二回目が終了しました。会社は主張の詳細や就業規則などを提出せず、労働委員会でも引き延ばしを図っているのだと心底呆れました。

第三回の調査は11月17日に行われました。会社は前日の夕方に、また期限を守らず書面を提出してきました。

会社の書面では、会社側が不当労働行為を行ってきた事実や未払残業代の存在について組合が主張したことに対して否定する内容、もしくは会社を肯定するような内容ばかりが書かれていました。

未払い残業代に関しては、組合側がタイムカードに基づき計算した金額を大きく下回る数字を会社が出して、そもそも払う気が全くないのだと感じました。委員がその計算方法について尋ねても会社の回答は的を得ず、次回期日までに説明の書面を提出するように指示されていました。

ようやく行われる立ち会い団交

1月15日に第四回目が行われます。次回の調査の前の時間には、労働委員会が立ち会っての団体交渉が出来ることが決まりました。

今まで会社は、書面の提出期限が1週間前にもかかわらず直前にやっと提出したり、必要な書類を用意しないなど、終始不誠実な態度でした。
救済申立の前、会社に対して団体交渉の開催を求める書面を繰り返し送っても、会社は正当な理由もなくこれを拒否して、日程候補を一切提示せず、今この時まで先延ばしにされてきました。繰り返される会社の不誠実な態度に、労働委員会側も呆気にとられたことだと思います。
立ち合い団交をすると決まり、やっと一歩進んだような思いです。

しかし、また今回も期日1週間前の期限が過ぎても、会社は書面を提出しておらず、不誠実な態度は続いています

組合は断固、会社に立ち向かうので、どうぞ応援をよろしくお願いします。